「国のために戦った人の遺骨を迎え供養しよう」


建国記念の日に「國護り演説大会」を開催

「国のために戦った人の遺骨を迎え供養しよう」

大会後に記念撮影する市村義貴さん(前列左から3人目)ら出場者=11日、東京都中央区の銀座ブロッサム

 建国記念の日の11日、「第8回國護り演説大会」(主催・(株)キャリアコンサルティング)が東京都中央区の銀座ブロッサムで行われた。

 今回で8回目の大会は「日本が世界の手本となるように、良い文化は伝え悪くなった所は直す。若者が要職で誠実に働けば国はすぐに良くなる」という趣旨で毎年開催。応募668人の予選を勝ち抜いた若者8人が、教育・国防・憲法改正など日本のあるべき姿について雄弁を競った。

 優勝は「未だ帰らん、忘れられた日本人」をテーマに遺骨収集活動をする市村義貴さん(27)。特攻隊だった祖父の影響で、25歳の時にソロモン諸島などの遺骨収集活動に参加し、最終日に「まだ遺骨は取り残されている。必ず、また迎えに来ます」と誓った思い出を話した。その上で「国のために戦った人の遺骨が70年も放置されて良いのでしょうか。今を生きる我々だけが遺骨を迎え、魂を供養することができるのです」と語りかけた。