「ミッフィー」の博物館がオランダにオープン
「ディック・ブルーナ・ハウス」を子供向けに改装
日本で大人気のウサギのキャラクター「ミッフィー」の博物館がこのほど、オランダ・ユトレヒトにオープンした。ミッフィーの生みの親である作家ディック・ブルーナ氏(88)の博物館「ディック・ブルーナ・ハウス」を子供が楽しめるように改装した。
同ハウスは2006年に開館し、オランダ国内から年約5万人が来場したほか、多くの日本人観光客が訪れた。ただ、学芸員によると、グラフィックデザイナーでもある同氏の幅広い作品を扱っていたため、やや大人向けで、子供からたびたび「ミッフィーはどこ?」と尋ねられた。
そこで、子供の視点を重視して改装。ミッフィー中心の展示に変更し、子供が遊んだり、学んだりできる空間になった。ミッフィーは昨年、「還暦」を迎えたが、その姿は誕生以来、ほとんど変わっていない。(ユトレヒト〈オランダ〉AFP時事)