大砂嵐関ファンクラブ、故郷に応援団を結成
日エジプト友好へ期待
中東・アフリカ地域初の大相撲幕内力士、大砂嵐関のファンクラブが28日、故郷エジプトで結成された。カイロの日本大使館で行われたイベントに駆け付けた父親のアラーアッディン・シャーランさん(59)は、息子への応援を呼び掛けるとともに、「ファンクラブを通じ、エジプトで相撲がもっと知られるようになってほしい」と訴えた。
大砂嵐関には、活躍を通じて日本・エジプトの友好を促進する役割も期待されている。エジプトで農場を経営するクラブ発起人の土山浩子さん(65)は「責任を感じる。横綱になるまで全力で応援する」と誓っていた。
大砂嵐関は外国出身では最速の10場所で幕内昇進を果たしたが、新入幕の11月九州場所は7勝8敗で初の負け越しに終わった。(カイロ時事)