リニア開業に向け品川駅、ＪＲ東海が起工式
新幹線直下の難工事続く
リニア中央新幹線の品川駅建設の起工式でくわ入れをするＪＲ東海の柘植康英社長（手前左）と、共同企業体を通じて工事を請け負う清水建設の宮本洋一社長（同中央）、大林組の白石達社長＝２７日午前、東京都港区のＪＲ東海品川本社
ＪＲ東海は２７日、東京－名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の起点となる品川駅（東京都港区）地下への新ホーム建設に向け、起工式を行った。式典には柘植康英社長や舛添要一東京都知事ら約７０人が出席。
リニア新幹線は２０２７年に開業する予定だ。柘植社長は式典後、記者団に「工期が非常に長く、新幹線の直下なので、工事の段取りも複雑になる。難易度は高い」と述べた。その上で「清水建設や大林組の共同企業体と力を合わせ、安全に工事を完成する決意だ」と強調した。
