1897年開業の最も古い私鉄駅舎、27日で「引退」


南海本線・浜寺公園駅、駅舎は保存し新駅に活用

1897年開業の最も古い私鉄駅舎、27日で「引退」

 現役の駅舎としては全国の私鉄の中で最も古い、南海本線(難波-和歌山市)浜寺公園駅(堺市)の駅舎が今月27日で引退する。同駅の営業は28日の始発から隣接する仮駅舎に切り替えられる。

 大阪府などが進める連続立体交差化事業に伴うもの。現在の駅舎は保存され、2028年予定の高架化完成後に、新駅のエントランス部などとして活用される見通し。

 浜寺公園駅は1897年に開業。現在の駅舎は、東京駅や日本銀行本店などを手掛けた辰野金吾の設計で、1907年に完成した。98年に国の登録有形文化財に指定された。