ホリングスワース氏「障害者を勇気づけたい」


英パラ委CEO、北九州市立西小倉小学校で授業

ホリングスワース氏「障害者を勇気づけたい」

 英国パラリンピック委員会のティム・ホリングスワース最高経営責任者(CEO)が18日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた五輪・パラリンピック教育推進校に指定されている北九州市立西小倉小学校(同市小倉北区)を訪れ、4年生約100人を対象に、自らパラリンピックに関する授業を行った。

 授業は、障害者スポーツのビデオを上映し、さらに児童の質問に答える形で実施。児童らは興味津々といった表情で、話に聞き入った。ホリングスワースCEOは「スポーツは社会を良い方向に変える力を持っている」と言い、「障害を持っている人たちのために、何か勇気づけるものをもたらしていきたい」と力説した。

 また、夜には、北九州国際会議場(同市小倉北区)で、一般市民も招き、パラリンピック教育の重要性などについて講演した。