新関脇の嘉風33歳、「大関狙う地位」堂々宣言
日本相撲協会、大相撲初場所の新番付を発表
新年初場所を新関脇で迎える嘉風は、東京都江東区の尾車部屋で記者会見し、「ものすごくうれしいわけじゃない。目標の一つだった」とまずは、出世の途上であることを強調した。一方で、「(番付の)字の大きさを感じる。やっぱりうれしいんですかね」と喜びを隠しきれない。
初土俵から12年かけてつかんだ地位は「大関になる権利を与えられた番付」。先場所、小結で初めて勝ち越したことが大きな自信となり、「大関を狙いたい」と堂々、宣言した。
4場所連続で勝ち越し、一躍名を上げたベテランは、来年3月で34歳になる。「初場所と春場所にすべてを懸け、これが最初で最後のチャンスと思って」。気力充実した今、一気に駆け上がる構えだ。