歌謡選手権大会にカラオケ自慢が駆けつける


戸田市文化会館で、予選を勝ち抜いた70組が出場

歌謡選手権大会にカラオケ自慢が駆けつける

 全国の自治体主催の大会では最も長い歴史を持つ埼玉県戸田市の歌謡選手権大会(第39回、同市文化協会主催、同市、市教委など後援)が、このほど戸田市文化会館で開かれた。予選を勝ち抜いた70組が出場した。

 大会は毎年、カラオケ自慢が駆けつけ、全国で最激戦地の一つだ。「保津川ふたり」を歌って栄冠を獲得した西田文子さんは「みんな素晴らしい歌唱力なのに、私が優勝なんて信じられません」と晴れやかな顔だった。

 戸田市歌謡連盟会長は「清水の次郎長」(鏡五郎、キングレコード)がヒット中の戸田市在住、作詞作曲家の今澤雅一さん。会場設置など大会の裏方を同連盟所属のボランティアたちが務めた。地域の文化向上に役立っている歌謡大会だ。