JR東、山手線の新型車両「E235系」を公開
各車両にフリースペースを設ける、窓の上に液晶画面も
JR東日本は25日、山手線の新型車両「E235系」を東京都内の車両基地で報道陣に公開した。車いすを乗せることができるフリースペースや、窓の上などにも液晶画面を設けたのが特徴。将来的には同線の51編成全てを235系に置き換える予定だ。
JR東によると、2002年に導入された現行車両に比べて車体強度を上げたほか、車両に搭載したコンピューターの処理速度も約10倍に向上。電圧や速度などの車両情報が常時車両基地に送られ、メンテナンスや故障時の復旧がしやすくなるという。レールや架線などをモニターする装置も取り付け、整備にも役立てられる。