今年のボージョレは今世紀最高の「当たり年」


解禁日は19日、成田空港では輸入がピーク

今年のボージョレは今世紀最高の「当たり年」

 19日の解禁日を前に、フランス産の新酒ワイン、ボージョレ・ヌーボーの輸入がピークを迎えており、成田空港内では10日、東京税関の職員が通関検査に追われた。

 輸入ワインは通常、船便で運ばれるが、解禁日などに厳密な規定があるボージョレ・ヌーボーは一般的に空輸され、11月は成田、羽田などを経由した輸入が急増する。

 輸入商社「コルドンヴェール」(東京)の担当者、中野淳子さんによると、今年は今世紀に入ってから最高の「当たり年」で、発酵状態が良く、フルーティーな味わいが特長という。中野さんは「今年は品質も良く、値段も1本1000円前後と手頃。普段はお酒を飲まない人にも楽しんでほしい」と話していた。