「ミツカンミュージアム」、8日オープン
酢の歴史やすし作りを体験
ミツカングループは5日、愛知県半田市の本社隣に建設した企業博物館「ミツカンミュージアム」を報道陣に公開した。酢造りの歴史や醸造技術を広く知ってもらおうと、子供も楽しめる体験型展示を導入した。8日オープンする。
歴史紹介エリアには、江戸時代に酢の運搬に使った木造船「弁才船」(全長約20メートル、高さ約5メートル)を再現。甲板に上がると、人工の風や光と、壁一面に映し出されるアニメーションで、江戸までの航海を体感できる。粘土製の米とシリコーン製のねたですしを握ることができる体験エリアも設けた。
同館は本社周辺の再整備に伴い、旧博物館跡地に建設。見学は事前予約制で、ガイドが同行する90分間。入館料は大人300円、中高生200円、小学生100円。