日本移植支援協会が中野サンプラザで啓発活動
来場客2000人に理解を呼び掛ける
日本司会芸能協会(会長、大木凡人)の創立30周年を記念する「日本司会芸能協会まつり~司会者と歌の祭典~」が5日、東京・中野サンプラザで行われた。それに合わせて、入場者に臓器移植への理解を呼び掛ける小冊子などを配布する啓発活動が行われた。
啓発活動は、NPO法人・日本移植支援協会の「先進医療の脳死移植を推進し、子供の命を救いたい」という趣旨に同芸能協会が理解を示したことで実現。日本移植支援協会で活動するボランティアや移植手術を受けた元患者ら6人が、来場客約2000人に理解を呼び掛けた。
同支援協会の高橋和子理事長は「今日、冊子を受け取った人は移植と驚くかもしれないが、移植について、家族と話し合うきっかけになってくれればいい」と語った。