新潟県中越地震から11年、旧山古志村で追悼式
「幸せになることが支援してくれた方々への恩返し」
2004年の新潟県中越地震から11年を迎えた23日、地震で道路が寸断し、村民全員が避難を余儀なくされた旧山古志村(現長岡市)で追悼式が行われた。泉田裕彦知事や当時村長だった長島忠美復興副大臣ら約350人が出席。
地震発生時刻の午後5時56分に合わせ、黙とうをささげ犠牲者の冥福を祈った。泉田知事は「皆さんが頑張って日常を取り戻したことが、その後災害に遭われた方の勇気になった。これから幸せになることが支援してくれた方々への恩返しになる」と話した。
中越地震では、旧川口町(同)で最大震度7を記録。死者68人、重軽傷者4805人が出た。