震災復興願い、「花は咲く」日米で合同演奏
被災地支援「トモダチ作戦」参加艦長らを表彰
佐々江賢一郎駐米大使は5日、ワシントンの大使公邸で開かれた自衛隊発足61周年を祝うレセプションで、東日本大震災の被災地支援「トモダチ作戦」に参加した米海軍士官ら5人に感謝状を贈呈した。レセプションでは、米海軍音楽隊と自衛隊の音楽隊が復興支援のチャリティーソング「花は咲く」などを合同で演奏。震災を経て深まった日米の絆を再確認した。
震災当時、トモダチ作戦に参加した米空母「ロナルド・レーガン」の艦長だったトム・バーク大佐は5人を代表してあいさつし、自衛隊と連携を深めてきた経験も踏まえ、迷いなく日本に向かうと決めたと回顧。「自衛隊を支援できて誇りに思う」と述べた。
レセプションには、女性として米海軍史上初めて大将に昇進したハワード作戦副部長も出席し、「日米の絆を再認識する集いだ」と呼び掛けた。(ワシントン時事)