訪日外国人観光客のリピーター増加を狙う
旅行見本市「ツーリズムEXPOジャパン2015」開幕
世界最大級の旅行見本市「ツーリズムEXPOジャパン2015」が25日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。日本観光振興協会と日本旅行業協会が共催。日本やアジア、欧米など141カ国・地域の企業・団体が出展し、各地の魅力を直接伝える。
日本国内や海外への旅行を促すとともに、訪日外国人観光客のリピーター増加につなげるのが狙い。国内の旅を紹介するブースでは、JR東日本とJR北海道が、来年3月開業する北海道新幹線の車両の座り心地を体験できるコーナー(写真)を提供。また愛知県は忍者の演武をステージで披露し、外国人客の誘致に力を入れる。
海外の旅では、知名度は低いが美しい欧州の村30カ所を紹介。中東の「アラビア書道」で名前を書く体験ができるプログラムも用意する。一般公開は26、27日。当日入場料は大人1300円、学生700円。期間中の来場者数は昨年を上回る17万人を見込む。