遊休農地の除草にヤギ、手間と費用かけず
静岡県南伊豆町が町有地で実験
静岡県南伊豆町は、遊休農地などの除草作業にヤギが活用できるかどうか、町有地で実験している。手間と費用をかけずに除草する方法を探っており、有効性が認められれば本格導入する方針だ。
実験に使われているヤギは2頭。首に付けた約3メートルのロープをくいに結び、雑草の食べ具合を見てくいを動かしている。町ではたくさんある遊休農地や耕作放棄地に雑草が生い茂り、管理が課題となっている。産業観光課は町内の林業会社がヤギを利用していることを知り、「ただ刈るより和むので良い」と試してみることにした。