横審稽古総見、日馬富士はまずまずの動き


白鵬は基礎運動を行っただけで相撲取らず

横審稽古総見、日馬富士はまずまずの動き

横綱審議委員会の稽古総見で汗を流す日馬富士=4日、東京・両国国技館

 大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、横綱審議委員による稽古総見が同国技館の教習所で一般には非公開で行われた。右肘のけがで名古屋場所を途中休場した日馬富士は妙義龍、逸ノ城、遠藤らと取って15勝1敗。素早い攻めを見せ、まずまずの仕上がり具合だった。

 白鵬は四股などの基礎運動を行っただけで、相撲は取らなかった。鶴竜は佐田の富士、宝富士との計12番で全勝。4大関による申し合いは白熱した内容となり、照ノ富士は巨体を生かした粘り強さ、豪栄道は持ち前のうまさを発揮。稀勢の里、琴奨菊も元気だった。

 三役以上では関脇栃煌山が欠席した。