WCPFC「クロマグロ国際会議」が開幕


札幌市内で、資源管理の「緊急ルール」を議論

WCPFC「クロマグロ国際会議」が開幕

札幌市で31日に始まった中西部太平洋まぐろ類委員会北小委員会=31日午前、札幌市内のホテル

 太平洋クロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会の会合が31日、札幌市内のホテルで開幕した。日本、米国、中国に加え、新たにフィジーも認められ、計10カ国・地域が参加。2016年までに資源の枯渇を防ぐための「緊急ルール」を策定すべきだとする日本の提案などが議論される。

 期間は9月3日まで。会合ではこのほか、太平洋クロマグロの長期管理目標も主要議題となる。WCPFCは現在、約2万6000トンの親魚資源量を24年までに約4万3000トンまで回復させる暫定目標を立てている。これに対し、米国は30年までに約12万トンまで増やすべきだと提案しており、数値の妥当性なども焦点となりそうだ。

 WCPFCは日本近海を含む中西部太平洋でのカツオやマグロなどの資源管理を行っている地域漁業管理機関で、26カ国・地域が加盟している。