松岡修造さん、遠藤五輪担当相と都内で面談
新国立で意見交換、持論を展開、五輪への思い熱く語る
元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが18日、遠藤利明五輪担当相と東京都内で面談し、五輪への思いを語った。
建設計画を見直す新国立競技場についての意見交換が目的だったが、松岡氏は競技場よりも東京五輪についての持論を展開。「日本の安心、安全のイメージがあったから東京招致が成功した。選手のフィールドだけでなく、五輪をつくり上げる中でのフェアプレーが世界から見られている」と大臣に説いた。
選手として五輪に3度出場し、スポーツキャスターとしても多くの大会を取材してきた松岡さん。「北京やロンドンでは(地元の人々が)自分から文化を伝えていく感じだった。日本は受け身な感じがする。五輪で日本という国を伝え、参加していく目標を持った人たちの集まりになってほしい」と熱く語った。