高橋尚子さん「最新技術の陸上トラックを」
新国立競技場について遠藤利明五輪相に要望
2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが6日、東京都内で遠藤利明五輪担当相と面談し、20年東京五輪に向けて建設計画を見直す新国立競技場について意見を交換した。
高橋さんは「選手がやりやすく、タイムが出るような最新技術の陸上トラックにしてほしい。そうすれば、みんながここで大会をしたいと思うようになる」と求めた。東京五輪後も陸上の国際大会が開催できるよう、常設のサブトラック設置も要望。
持参した地図を示しながら「周辺にサブトラックを設置できる場所はある。(大会がない期間は)一般に開放すればいい」と提案した。