オイスカ、海外の子供たちが植林を推進


8人が親善大使として来日、「子供の森」計画で報告会

オイスカ、海外の子供たちが植林を推進

 世界各地で子供たちの植林活動や環境教育を促進する「子供の森」計画(公益財団法人オイスカ主催)の活動報告会が4日、東京都渋谷区の地球環境パートナーシッププラザで開かれた。

 インド、マレーシア、ミャンマー、パプアニューギニアの4カ国から、植林活動を行い、環境問題を学んでいる子供たち8人が親善大使として来日。インドのレア・ダッタさん(16)とサクシャン・クマル・ガウル君(14)が「インドは工業が発達していて大気汚染が深刻。自分の学校の掲示板で、植林活動をみんなに教えることで地域の人たちも巻き込んだ植林活動ができた」と述べた。

 また、ミャンマーのシン・タン・ナイン君(12)とメイ・ピュー・ルウィンさん(10)は「植林をして自分たちの学校の緑が増えたし、ごみの分別活動もやってきた。おかげで地域の人たちにも、森林とごみを分別することの大切さについて理解が進んだ」と語った。