東京五輪に向け「多文化交流フェスティバル」


石神井公園野外ステージで伝統的な舞踊や音楽を披露

東京五輪に向け「多文化交流フェスティバル」

 2020年の東京五輪に向け、日本人と在日外国人の相互理解を促進する「多文化交流フェスティバル inTOKYO」(主催・同実行委員会)が1日、東京都練馬区の石神井公園野外ステージで行われ、各国の伝統的な舞踊や音楽が披露された。

 同公園の周辺では、2カ国の代表4人が自転車で約2キロの距離を走り、次の走者へリレーする「ピースロード」も行われ、40カ国の在日外国人が参加。ステージ上で和解と平和の心で異文化交流を進めることを誓った。また、ネパール大震災への復興支援に、義援金がマダン・クマール・バッタライ駐日ネパール大使に手渡された。

 ピースロードに参加したメキシコ出身のアレックス・シルバさん(43)は、「暑い中だったが、いろいろな国の人と交流しながら、とても楽しく走ることができた。みながひとつの家族のようになっていければ」と満足そうに語った。