「いたばし花火大会」夜空を彩り実力示す


板橋区の荒川南岸で、「尺五寸玉」など1万2000発

「いたばし花火大会」夜空を彩り実力示す

 今年で56回目を迎える「いたばし花火大会」が1日、東京都板橋区の荒川南岸で行われた。約1万2000発の花火が打ち上がり、歓声やためいきが会場に広がった。

 最近では「伝統の隅田花火」に対し「実力のいたばし花火」といわれるほど人気を集め毎年約50万人以上の観客が訪れている。

 今年は、国連が定めた「国際光年」であることを記念して、レーザー光線と花火を組み合わせた演出を初めて行った。

 また例年の見どころとなっている関東最長級となる700メートルの「大ナイアガラの滝」や、約1000発を超えるワイドスターマインのほか、都内最大の「尺五寸玉」がズッシリと響く開花音に合わせて360メートルもの光の大輪を咲かせ、会場を沸かせていた。