吉野家、栄養価高い「麦とろ牛皿御膳」を発売
夏の期間限定で、消費者の健康志向に対応
牛丼大手の吉野家は、麦飯に長芋を粗くすりおろしたとろろ、オクラ、牛肉をセットにした「麦とろ牛皿御膳」を27日に夏の期間限定で発売する。消費者の健康志向を受け、食物繊維が豊富な商品を開発。記者会見した河村泰貴社長は「体力が落ちている夏でも食べやすい」と話し、栄養価の高い麦とろの効用をアピールした。
吉野家は、主力の牛丼を値上げした昨年12月以降、客数の減少傾向が目立ってきている。巻き返しを図るため、野菜や豆腐を使った健康メニューの開発に注力してきた。
「麦とろ牛皿御膳」の価格は580円。牛肉の代わりにうなぎを使った「麦とろ鰻皿御膳」は880円。