みずほ銀に人型ロボット「ペッパー」がお目見え
窓口の受付・接客役に、「行員トシテ頑張リマス」
みずほ銀行東京中央支店に導入され、「行員証」を授与される人型ロボット「ペッパー」と、みずほフィナンシャルグループの齊藤哲彦専務＝１７日午前、東京・大手町
東京・大手町にあるみずほ銀行東京中央支店の窓口に１７日、ソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」がお目見えした。銀行がペッパーを導入するのは初めて。みずほ銀は受付や接客役を担わせる考えで、８月上旬までに都内と横浜市の５店舗に設置、順次全国に拡大する。
同支店で１７日午前に行われたお披露目の「入行式」では、ペッパーにみずほ銀行の行員証を授与。ペッパーは「僕から一言あいさつしてもいいですか？」と話し始め、「みずほの仲間として一緒に働くことになりました。精いっぱい頑張ります」と明るい声で抱負を語った。
当面の業務は、窓口で金融に関する楽しい話題を提供したり、来店客と簡単なゲームで遊んだりするなど、親しみやすい店舗の演出。将来は、顧客の相談に応じるコンサルタント役もこなす予定という。
