サントリーがウイスキー「知多」を9月に発売


11年ぶり新ブランド、グレーンウイスキーだけを使用

サントリーがウイスキー「知多」を9月に発売

ウイスキー「知多」を発表するサントリースピリッツの小泉敦社長(右)と、福与伸二チーフブレンダー=16日午後、東京都港区

 サントリースピリッツ(東京)は16日、新ブランドのウイスキー「知多」を9月1日に全国で発売すると発表した。「知多蒸溜所」(愛知県知多市)で製造する。トウモロコシを主原料とするグレーンウイスキーだけを使用。

 サントリーが全国発売するウイスキーの新ブランドを投入するのは11年ぶりで、「山崎」や「白州」と並ぶ蒸留所名を冠した高級ウイスキーと位置付けている。容量は700ミリリットルで、希望小売価格は4104円。

 サントリースピリッツの小泉敦社長は「ウイスキーを飲む人が増えてきたことをチャンスと捉え、新しい味わいのウイスキーを発売する」と語った。5種類の原酒をブレンドし、軽やかな味わいとほのかに甘い香りが特長。ハイボールに適したウイスキーとして売り出す。