フランス革命記念日、恒例の軍事パレード
パリのシャンゼリゼ通りで、対テロ部隊も初参加
フランス革命記念日を祝う恒例の軍事パレードが14日、パリ中心部のシャンゼリゼ通りで行われた。空軍のラファール戦闘機など80機以上の軍用機が上空を飛行する中、兵士ら3500人が凱旋(がいせん)門からコンコルド広場までの約2キロを整然と行進した。
1月の連続テロを受けて全国で厳戒態勢が続く中、今年はテロ対策で脚光を浴びた特殊部隊約90人が初めて参加した。今後の秘密行動への影響を勘案して、当局は特殊部隊を大きく撮影しないようメディアに要請した。隊員はヘルメットやサングラスで顔を隠して行進に加わった。(パリ時事)