武藤嘉紀、独1部リーグ・マインツ入団会見
背番号は9、「目に見える形の結果を出したい」
サッカーのドイツ1部リーグ、マインツに移籍した日本代表の武藤嘉紀(22)は9日、本拠地で行われた入団発表会見に臨み、「マインツの勝利のために、得点やアシストなど目に見える形の結果を出していきたい」と抱負を語った。契約は4年で、背番号は9に決まった。
武藤は会見の冒頭でドイツ語で自己紹介。会場から大きな拍手を受けると、「バイエルンなど世界最高のチームと対戦できるのが楽しみ。ここで活躍して世界的な選手になりたい」と意気込みを示した。マインツのスポーツディレクター、ハイデル氏は「彼は知的な若者だ。すぐに新しい環境になじむことができるだろう」と期待を寄せていた。
チームは8月15日のリーグ開幕戦に向け、7月12日からフランスのエビアンで合宿を行う。29日にはラツィオ(イタリア)との強化試合も予定されている。(マインツ〈ドイツ〉時事)