三重県警警備部内にサミット対策課が発足


66人体制で80人まで増強、現地調査や連絡調整を行う

三重県警警備部内にサミット対策課が発足

サミット対策課の看板を掲げる大賀真一三重県警本部長(右)=22日午後、三重県警本部

 2016年に三重県志摩市で開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に向け、県警は22日、警備部内に66人体制でサミット対策課を発足させた。大賀真一県警本部長は発足式で「サミットは国際テロ組織や反G7を掲げる勢力にとって存在をアピールする絶好の機会」と強調。その上で「任務を必ず完遂するという強い意気込みを持って職務にまい進していただきたい」と訓示した。

 同課は、各国首脳の宿泊所や会議場として予定されている施設がある志摩市・賢島などの現地調査や関係機関との連絡調整などを行う。今後、警視庁などから応援を得て約80人体制まで増員する方針。