初の豆腐品評会で長野の「伍郎のきぬ」が金賞


全国から128品が出品、外観・香り・味・食感の4項目で審査

初の豆腐品評会で長野の「伍郎のきぬ」が金賞

「日本一旨い豆腐を決める品評会in京都」で出品された豆腐を評価する審査員=20日、京都市下京区

 京都府豆腐油揚商工組合(東田和久理事長)は21日、「日本一旨い豆腐を決める品評会in京都」の表彰式を京都市内のホテルで行い、長野県の「富成伍郎商店」の「手塩にかけた伍郎のきぬ」を金賞に選んだ。

 品評会は豆腐の製造技術の向上を目的に20日に開いた。全国規模の品評会は業界で初めてで、全国から128品の豆腐が出品された。外部審査員や豆腐業界の審査員が「外観(見た目)」「香り」「味」「食感」の4項目について、5点満点で評価した。

 審査員を務めた上賀茂神社の田中安比呂宮司は20日、「甘味があったりコクがあったりと違いがある。口に含んだ時の感じで点を付けた」と話していた。