昔懐かしい伝統的なおもちゃが進化して人気
拳玉やゴム鉄砲や組みひも…、世代超え祖父母と一緒に
拳玉(けんだま)やゴム鉄砲など、昔懐かしいおもちゃが進化して人気となっている。世代を超えて遊べるため、祖父母が孫に購入し、話が弾むきっかけにもなっているようだ。
現代版の拳玉「ケンダマクロス」(バンダイ、2700円)は、玉を乗せるカップ(受け皿)を大きなものに変更でき、初心者でも楽しめる。ケンダマクロス人気で「伝統的な形の拳玉も相乗効果で売れている」(博品館銀座本店)という。
昔は割り箸を組み合わせて作ったゴム鉄砲も、今やプラスチック製。タカラトミーの「Gショット」(1620円)は専用のゴムを一度に6本セットし、連続撃ちが可能だ。
女児用では伝統工芸の「組みひも」の手作りキットがある。タカラトミーアーツが今春発売した「KUMIHIMO LOOMY(クミヒモルーミー)」(2700円)は、専用プレートを使って指示通りひもを編んでいけば、ブレスレットなら20分程度で完成する(いずれも希望小売価格)。