高知市の桂浜に立つ坂本龍馬像の米寿祝い


ファンや観光客ら多数集まり、地元の踊りが披露

高知市の桂浜に立つ坂本龍馬像の米寿祝い

 高知市の桂浜に立つ坂本龍馬像が数え年で88歳の「米寿」を迎え、銅像前で祝いのイベントが行われた。龍馬ファンや観光客らが多数集まり、地元の踊りが披露されるなどしてにぎわった。

 銅像は1928年5月、龍馬の功績と志を後世に伝えるため地元有志が資金を集めて建立。先の大戦時は金属供出を免れ、99年に像と台座の中間に亀裂が入ったときも地元を中心に約6千万円を集めて修復した。

 岡崎誠也市長は式典で「先人の努力によって米寿を迎えた」と話した。今年は龍馬生誕180周年でもあり、ファンの集いなども予定されている。