「徹子の部屋」が放送1万回、ギネス世界記録
「どなたも当日休む方はなかった」と冒頭に感謝
黒柳徹子さんのトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が27日で放送1万回に達した。同じ司会者による番組としては世界にも例のない長寿番組。故森繁久弥さんをゲストに迎えた1976年2月2日の第1回放送から足かけ40年で節目の大記録を達成した。
黒柳さんは冒頭、「延べ1万人のお客さまをお迎えし、本当にうれしいのは、どなたも当日休む方がなかったこと。心からお礼申し上げます」とあいさつした。
毎回、芸能人やスポーツ選手、文化人など多彩な対談ゲストを招いてきた。1万回記念のこの日は黒柳さんと親交が深く、今回で16回目の出演となる近藤真彦さんと同10回目となる東山紀之さんが出演した。
番組の最後に1万回のギネス世界記録認定証を手渡された黒柳さんは「うれしい。(放送)50年までやりたい。90(歳)でここにたどり着けるか」と笑顔で語った。