アレクサンドル・ラカゼット選手が選出される
フランス・プロサッカーの年間最優秀選手
フランス・プロサッカー選手協会(UNFP)は17日、2014~15シーズンの年間最優秀選手にリーグ1のオリンピック・リヨン所属のアレクサンドル・ラカゼット選手を選出した。ラカゼット選手は今シーズンのリーグ戦で27得点を挙げ、チームのリーグ2位と欧州チャンピオンズリーグ15~16出場権獲得に貢献した。
23歳のラカゼット選手の好調ぶりに、他のクラブチームも注目、パリ・サンジェルマンやアーセナルが獲得に意欲を見せている。来季もリヨンにとどまるかどうかは明らかにしていないが、今回の受賞については「本当に誇りに思う。最優秀選手賞獲得は子供の頃からの夢だった」と語っている。
現在、フランス代表チームの有力メンバーとしても注目されるラカゼット選手は当初、10年、自国開催の19歳以下のユースの欧州選手権で優勝。また、20歳以下のU20ワールドカップ(W杯)では5ゴールを挙げチームを4位に導き、自身もブロンズシューズを獲得した。
13年5月、負傷離脱したジェレミー・メネス選手の代役としてA代表に初招集され、同年6月のウルグアイとの親善試合で国際試合代表デビュー。今年3月のデンマークとの親善試合で代表初得点を挙げた。フランス・リヨン生まれ。リヨンのサッカークラブのトレーニングセンターで訓練を受けた。