なでしこ、ニュージーランドと国際親善試合


きょう香川県立丸亀競技場で、佐々木監督「W杯の指標になる」

なでしこ、ニュージーランドと国際親善試合

ニュージーランド戦の前日練習で、澤(左)を見守る佐々木監督=23日、香川県立丸亀競技場

 カナダで6月に開幕するサッカーの女子ワールドカップ(W杯)を控え、連覇を狙う日本女子代表(なでしこジャパン)は24日、香川県立丸亀競技場で同じくW杯に出場するニュージーランド(NZ)と国際親善試合を行う。23日に佐々木監督が試合会場で記者会見に臨み、「どんなプラスアルファが出てくるか、現状でどれだけできるのか。W杯の指標になる」と話した。

 日本代表にとっては、9位に終わった3月のアルガルベ・カップ以来となる実戦。課題だった海外組と国内組の連係が18日から行われてきた合宿でどの程度、改善されたかが注目される。36歳の澤穂希(INAC神戸)は約1年ぶりの代表戦となる。

 NZは1次リーグ初戦(6月8日)のスイスを想定した相手。スイスと同様にセットプレーに強く、ボールの運び方なども似た部分がある。なでしこは合宿で守備面での連係にも重点を置いてきており、その成果も試される。

 最新の世界ランキングは日本が4位でNZは17位。