警視庁の東日本大震災被災地支援に感謝


岩手の中学生30人が「上を向いて歩こう」を合唱

警視庁の東日本大震災被災地支援に感謝

 東日本大震災の被災地支援活動に携わった警視庁の警察官に感謝の気持ちを伝えようと、岩手県陸前高田市の市立気仙中学校3年の生徒ら約30人が13日、東京・霞が関の同庁を訪れた。生徒たちは復興状況などを説明し、「上を向いて歩こう」や校歌を力強く合唱した。

 生徒たちは、海に近い校舎が津波に襲われ、現在も別の学校の校舎で学校生活を送っていることや、復興の様子などを発表。「毎日の学校生活を大切にし、何事にも全力で頑張っていきます」と決意を述べた。

 震災直後、捜索活動のため機動隊員として派遣された、警視庁警備1課の竹内信之警部補(49)は「大災害を乗り越え、勇気と希望を持ったみなさんの支援を少しでもできたと誇りに思っています。これからも頑張ってください」などと激励した。