レッツゴードンキ優勝、悔しさ晴らす圧勝劇


中央競馬の3歳牝馬クラシックレース、競馬桜花賞で

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第75回桜花賞で優勝したレッツゴードンキの上でガッツポーズする岩田康誠騎手(中央上)=12日、阪神競馬場

 デビューから3戦3勝の馬が3頭も出走し、無敗の桜花賞馬が誕生するか注目された牝馬クラシック第1戦。終わってみれば、1勝馬の身で挑んだレッツゴードンキの独壇場だった。

 岩田の手綱さばきが絶妙だった。先頭争いを制して主導権を握るとスローペースに落とし、馬の力を温存しながら後続を引き連れて走る。「えっ」と自分で驚いてしまうほど完璧なレース運び。こうなると、後方待機の馬に出番はない。圧倒的な1番人気に支持されたルージュバックなどがあえぐ中、2着馬に4馬身差をつける圧勝だった。

 昨年8月のデビュー戦で勝った後、4レース続けて強豪馬に惜敗。同12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1))も2着で2歳女王のタイトルを逃した。3度目の騎乗となった岩田は、「我慢できて制御しやすくなっている。惜しい競馬が続いたが、力を証明できた」と成長を実感。常に好走しながら勝ち切れなかった鬱憤(うっぷん)を晴らす快走だった。

 梅田調教師は「まだまだやってくれる」。次戦以降は未定だが、無事に5月のオークスに出走すれば、今度は堂々の主役として2冠に挑むことになる。