実物大の「ゴジラヘッド」が歌舞伎町に登場
新宿コマ劇場跡に建設された「新宿東宝ビル」でお披露目式
東京都新宿区の新宿コマ劇場跡に建設された複合ビル「新宿東宝ビル」に巨大な「ゴジラヘッド」が登場し、9日夕、お披露目式が開かれた。
像の部分は高さ12メートル、地上からは52メートルと、ほぼ「実物大」。ビル8階のホテルのテラスから大きな口を開けて見下ろす姿は迫力満点で、繁華街・歌舞伎町の新たなランドマークとして人気を集めそうだ。
1954年の映画第1作以来、根強い人気を誇るゴジラ。新宿区から「特別住民票」を授与され、「観光特使」に任命された。映画では過去3回、ゴジラが新宿副都心に現れているが、来年は最新作の公開が決まっており、吉住健一区長は「破壊された街は繁盛すると言われ、新作は歌舞伎町を舞台に」と期待を込めた。
5月中旬まではテラス入場はホテル利用者に限られるが、今月16日夜からは目や爪が光り、地上のスピーカーとも連動して鳴き声や効果音が出る演出が始まるという。