小さなバッテリーが大役、選抜高校野球で始球式


東京五輪での実施競技入りに向けPR

小さなバッテリーが大役、選抜高校野球で始球式

 小さなバッテリーが、五輪競技復活をアピールした。22日に甲子園球場で行われた選抜高校野球大会の第1試合前、野球とソフトボールの小学生選手が始球式を務めた。

 東京五輪での実施競技入りに向けたPR活動の一環で招かれた。大観衆の前で神戸市の小学2年生、ソフトボールの芝田みらいさん(8)が下手から投じ、野球のリトルリーグに所属する大阪府東大阪市の小学3年生山西勇輝君(9)がしっかりと捕球した。

 ストライクを決めて大役を果たした芝田さんは「緊張した。将来は五輪選手になりたい」と笑顔。山西君も「ソフトボールは捕りやすかった。甲子園に出たい」と夢を膨らませていた。