ニッカウヰスキーの「竹鶴17年」が最高賞に


「ワールド・ウイスキー・アワード」で2年連続の栄冠

ニッカウヰスキーの「竹鶴17年」が最高賞に

英国のウイスキー国際コンクールで世界最高賞を受賞したニッカウヰスキーの「竹鶴17年」と佐久間正チーフブレンダー=19日、ロンドン(時事)

 英国のウイスキー専門誌主催の国際コンクール「ワールド・ウイスキー・アワード2015」が19日、ロンドンで開かれ、ニッカウヰスキーの「竹鶴17年」がブレンデッド・モルトウイスキー部門で世界最高賞を受賞した。

 「竹鶴17年」の受賞は2年連続3回目で、日本ウイスキーの世界的な評価の高まりを改めて印象付けた。

 「竹鶴17年」はニッカ創業者の竹鶴政孝氏の名を冠した主力ブランド。竹鶴氏をモデルにしたNHKの連続ドラマの影響で注目され、品薄状態になっている。佐久間正チーフブレンダーは「高く評価され、本当に光栄だ。これからもおいしいウイスキーを届けられるように頑張りたい」と話した。

 このほか、サントリースピリッツの輿水精一名誉チーフブレンダーが、ウイスキー産業に貢献した人物に贈られる賞を日本人として初受賞した。(ロンドン時事)