ミシェル・オバマ米大統領夫人が初来日
「女子教育」で日米連携、昭恵夫人と教育関連行事に参加
ミシェル・オバマ米大統領夫人(51)が18日午後、来日した。夫人はオバマ大統領の過去2回の来日には同行しておらず、ファーストレディーとして日本を訪れるのは初めて。20日までの滞在中、東京と京都を訪問し、天皇皇后両陛下に面会するほか、安倍晋三首相の昭恵夫人と会談する。
来日はミシェル夫人が今月始動した米政府の女子教育促進キャンペーンの一環。昭恵夫人もミャンマーの「寺子屋」支援などに取り組んでおり、昨年9月の首相訪米の際に初対面を果たした両夫人は意気投合。ミシェル夫人の希望で来日が実現した。
ミシェル夫人は来日を前に米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、「女子教育を支援する取り組みに参加するよう世界に呼び掛ける」と語った。
ミシェル夫人は19日午前、東京都内で昭恵夫人と日米両政府主催の教育関連行事に参加。都内の女子大生数百人を前に、発展途上国での女子教育の重要性について演説する。この分野での日米協力に関する新たな計画も打ち出す考えだ。両夫人と女子大生との懇談も行われる。
19日午後には、天皇皇后両陛下が開かれる茶会に出席。安倍首相との面会も予定している。
20日に京都を訪れ、清水寺や伏見稲荷大社を見学する。この後、カンボジアに移動し、22日まで滞在する。