東京・南青山の「NARISAWA」が2位
日本ベストレストランの成沢由浩シェフ「うまさを追求したい」
「アジアのベストレストラン50」(英ウィリアム・リード・ビジネス・メディア社主催)授賞式が9日夜、シンガポールのホテルで開催され、東京・南青山の「NARISAWA」が昨年に続き2位となり、日本のベストレストランに選ばれた。バンコクのインド料理店「ガガン」が首位だった。日本からは8店がランク入りした。
NARISAWAは日本食材を使用したフランス料理を提供。オーナーシェフの成沢由浩さん(45)は「日本人が作る料理の一番重要なものはおいしさ。本当に心の底からうまいというものを出すかどうか。そこを追求したい」と、意欲を新たにしていた。
また、大阪・江戸堀のモダンフレンチ店「HAJIME」が昨年の42位から14位に躍進。ベスト進歩賞に選出された。オーナーシェフの米田肇さん(42)は「料理は総合芸術。世界最高峰の店をつくりたいとやってきたので来年は1位を狙いたい」と、一段の躍進を誓った。(シンガポール時事)