ニューヨークでフェルメール全作品を一堂に


海外初の「リ・クリエイト展」、日本の最新デジタル技術で

ニューヨークでフェルメール全作品を一堂に

ニューヨーク市で開くフェルメールのリ・クリエイト展会場と企画・監修の福岡伸一氏(時事)

 「真珠の耳飾りの少女」などで知られる17世紀オランダの画家フェルメールの全作品を、日本の最新デジタル技術でよみがえらせたユニークな展示会「リ・クリエイトNYC2015」が24日、ニューヨーク市内のギャラリーでオープンする。

 オランダのフェルメール・センター・デルフトから提供された画像素材を基に、当時の鮮やかな色彩を再現させ、原寸大に再創造(リ・クリエイト)した。25年前にボストンの美術館から盗まれ行方不明のままの1点も含め、全37点を制作年代順に展示する。

 企画・監修にあたったフェルメール愛好家の生物学者、福岡伸一氏は「全作品を一堂に集めて初めて見えてくるものがある。日本と米国にはフェルメール・ファンが多い。目の肥えたニューヨーカーに新しい鑑賞方法を楽しんでもらえれば」と話している。

 リ・クリエイト展は2012年に東京で開催され、6カ月間で約15万人が入場した。今回は初の海外進出で、1カ月で最大1万人の入場を見込んでいる。(ニューヨーク時事)