ベンツが最上級SUVにディーゼルを搭載


7~8車種の新型車を投入する計画、環境対応車を拡充

ベンツが最上級SUVにディーゼルを搭載

メルセデス・ベンツ日本の最上級スポーツ用多目的車「GLクラス」のクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「GL350ブルーテック4マティック」。左は同社の上野金太郎社長=22日、東京都港区

 メルセデス・ベンツ日本(東京)は22日、最上級スポーツ用多目的車(SUV)「GLクラス」でクリーンディーゼルエンジンを搭載した「GL350ブルーテック4マティック」を発売すると発表した。右ハンドル仕様で価格は1000万円。同日、注文の受け付けを開始した。

 東京都内で記者会見した上野金太郎社長は、2015年に7~8車種の新型車を投入する計画を表明。クリーンディーゼル車のほか、プラグインハイブリッド車など環境対応車を拡充し、前年の約6万台を上回る販売台数を目指す。

 上野社長はまた、原材料価格の高騰に対応するため、4月から平均2%の値上げを実施する方針を明らかにした。モデル別の値上げ幅などは別途公表する。