台湾で建設する「淡江大橋」のデザインを公募
国際コンペティションの説明会を台湾交通部が都内で
台北市内に建設する長さ約900㍍の「淡江大橋」のデザインを公募する台湾交通部による国際コンペティションの説明会が9日、都内のホテルで行われ、建築関係者らが参加した。
台北市を流れる淡水河河口付近に建設される淡江大橋は、2020年に開通予定の台湾で最長となる橋で、付近の交通渋滞を解消するとともに、台湾を代表する新たな観光スポットとなることが期待されている。
同部公路総局の夏明勝副局長は「台湾の建築技術は、まだまだ日本に及ばない。ぜひとも皆様の力を生かして、淡水の美しい夕日に溶け込む、世界に名を馳(は)せる橋を設計していただきたい」とアピール。台北駐日経済文化代表処の余吉政副代表は「このコンペティションで、日本からの作品が選ばれれば、さらに日台関係が深まると思う」と述べ、参加を呼び掛けた。