高綱直良警視総監が新宿・歌舞伎町を巡視


年末年始特別警戒で、地元の防犯ボランティアをねぎらう

高綱直良警視総監が新宿・歌舞伎町を巡視

 東京都内の年末年始特別警戒で、警視庁の高綱直良警視総監が22日夜、新宿・歌舞伎町を巡視した。

 高綱総監は歌舞伎町交番を出発し、忘年会のサラリーマンらでにぎわう飲食街や歓楽街を回り、地元の防犯ボランティアらにねぎらいの言葉を掛けた。警視庁は同日、警察官約2万5000人を動員し、一斉警戒も実施した。

 巡視後、高綱総監は「2020年東京五輪・パラリンピックに向け、盛り場を拠点に不法な収益を得ている暴力団の実態解明を進めるなど、各種犯罪の検挙に努める」などとコメントした。特別警戒は1月3日までで、危険ドラッグなどによる薬物犯罪のほか、金融機関やコンビニを狙った強盗、すりの防止、初詣の雑踏警備などに当たる。