なでしこリーグで、若き浦和が苦しんで優勝


5年ぶり、主将の後藤「もっとレベルアップを」

なでしこリーグで、若き浦和が苦しんで優勝

サッカー女子のなでしこリーグで5年ぶりの優勝を果たし、優勝カップを手にする浦和の後藤(左)=24日、浦和駒場スタジアム

 5年ぶりとなった歓喜の瞬間を、勝利では飾れなかった。浦和は新潟に敗れたが、勝ち点で並んだ2位日テレを得失点差で振り切って優勝。苦しんで頂点に立った。

 前節負傷した猶本がベンチから外れた。吉田監督が「ずっと中心でやってきた選手。穴は埋められない」と話すように、主力を欠いた中盤を新潟に支配された。前半は速攻からチャンスをつくったが、後半は劣勢。後半26分に決勝ゴールを許し、シュートわずか6本で無得点に終わった。

 この日の控えを含めた18人の平均年齢は21・3歳。チームになでしこジャパンの主力はおらず、レギュラーシリーズは3位。サイドへ展開しながら機を見て攻め込む戦術を徹底し、INAC神戸などライバルからしぶとく勝ち点をもぎ取ってきた。若いチームを束ねる主将の後藤は「優勝は積み重ねた結果」と胸を張る。

 吉田監督は「若いけれど能力的には十分な選手たち。もっと力を発揮できるように、来年はもっと強くなりたい」と飛躍を誓う。後藤も「まだまだ先がある。もっとレベルアップしたい」ときっぱり言った。