「外国人に日本文化体験を」
東京五輪・大学連携フォーラム、福岡大で開催
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、大会成功に向け全国の大学が連携して取り組む貢献策などについて話し合う地域巡回フォーラムのブロック大会を、福岡大(福岡市)で開催した。参加した学生や教員からは「海外から来る人がイベントなどで日本文化を体験すれば、日本の良さを知ってもらえる」(福岡教育大の女性教員)などの意見が出た。
五輪組織委は全国の761大学・短大と連携協定を締結している。福岡大のブロック大会では、五輪組織委の布村幸彦副事務総長が「ボランティアが主役の大会になる。学生が主役の位置付けにしたい」とあいさつした。
これに対し、北九州市立大の女子学生は「(五輪は)日本が国際化を進める絶好の機会。ホームステイなどで外国人と話す機会を増やすことができればいい」と提案。福岡教育大大学院の男子学生は「シンポジウムに積極的に参加し発言するなどして少しずつオリンピックに関わっていきたい」と意欲を示した。