「無名異 伊藤栄傑作陶展」
10月8日から14日まで、東京・日本橋三越本店で
佐渡金山の麓で採れる無名異土を主原料とした現代感覚あふれる陶器作品を発表している、伊藤栄傑氏の個展「無名異 伊藤栄傑作陶展」が、東京・日本橋三越本店で8日から14日まで開かれる。伊藤氏の日本橋三越本店での個展は2011年に続き2回目。
伊藤栄傑氏は1977年、佐渡「無名異焼」の人間国宝・五代伊藤赤水氏の長男として生まれ、独自の「無名異」の世界を開拓している。
今回も佐渡の土にこだわり無名異土をベースにした作品が展示されるが、「従来の無名異のイメージである『赤』にこだわることなく自分なりの無名異を作品に表現」した。形、色あい、模様など一層の深まりを見せている。