NYで日本料理レストランに「こんにゃくカフェ」
刺し身こんにゃくを使った「こんにゃくロール」を提供
群馬県は、米ニューヨークの日本料理レストラン内に、こんにゃく料理を提供するカフェを設置した。
同県はコンニャクイモの生産量が全国で最も多いが、食生活の欧米化で国内の消費量が減少。肥満が社会問題化し、健康志向が高まる米国での消費を増やし、輸出拡大につなげる考えだ。カフェの設置は来年1月まで。すしのネタに刺し身こんにゃくを使った「こんにゃくロール」などを提供する。
アンケートを通じて米国人の好みを把握し、新たなメニューも開発する。県の担当者は「米国の発信力は大きく、世界全体への波及効果も期待している」と話している。